インフラ構造物事業

浚渫(しゅんせつ)事業

河川などの水底をさらい、土砂を取り去る工事を行っています。川底に堆積している土砂をそのまま放置すると悪臭を放つだけでなく、大雨の際に流れを妨げ氾濫の原因となる恐れもあります。また河川の流量が確保出来なくなることで、農作物への影響も大きく関わります。
その他、構造物の基礎部分構築のため、土砂の撤去や土砂の採取目的で浚渫することもあります。
土砂を除去して水深を保つことは、災害を未然に防ぐことに繋がり、人々の暮らしに関わる大切なインフラを整える工事といえるので 綿密な計画を立てて実施する必要があります。

補足:
浚渫工事の工法には、吸水管をストローのように使い、水中の土砂を吸い上げ 水底を掘り下げる「ポンプ浚渫工法」。クレーンのようなショベルを用いることで水底の土砂を取り除く「グラブ浚渫工法」という、主に2つの工法があります。

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