代表取締役ご挨拶

1982年（昭和57年）私がまだ学生の頃、明日香村への豪雨によって 土砂災害や浸水被害に直面しました。
その際、村を守るために何か手助けになれば という一心で 技術もノウハウもない私でしたが災害地の復旧に駆けつけました。
力を合わせて人の助けになれたこと、道や河川・田畑の復旧に喜んでもらえたこと、そのときに声をかけていただいた言葉の一つひとつが心に響きました。人が安全に安心して暮らせる生活環境を整えることの重大さを ひしひしと感じ、社会に役立つことを 生業（なりわい） にしようと考えました。
台風や豪雨の威力は計り知れないものがあります。災害に遭ってから復旧するのではなく、少しでも被害に遭わないための基盤をつくることを目指したいと考えました。人々の暮らしを守りたい、安心して過ごせる環境の基盤を創り上げたい、そういう想いから建設に関することを一心不乱に学び、私にだからこそ出来ることを追求し、現 松好建設株式会社の 礎（いしずえ） となる会社を立ち上げることとなりました。
全社で「ぬくもり いちばん」を理念に掲げ、人の想いをしっかりくみ取った ❝ ぬくもりある企業 ❞ であることを、創業から変わらず守り続けています。

併せて、良いものをつくるには、良き人材が集まってこそ。
人こそが かけがえのないものであり「人財」とも言えます。従業員、一人ひとりに人生があります。家族、パートナー、親・兄弟…と、大切な人を守ることが働くことの根底にあります。私は それぞれの従業員に寄り添って、しっかり見守りたいと考えています。
また、従業員だけでなく、関わるすべての人との繋がりを大切にしたいと考え、ケガや事故があってはならないし、安心・安全に仕事が出来る環境づくりには力を入れています。チームプレイで助け合い、ともに成長し、誇りを持てるプロ集団であるよう、私ができることは率先して動き、しっかり導いていきたいと考えます。女性でも外国の方でも、性別・国籍・年齢やキャリアに関わらず、工事現場の業務や営業職、事務職に留まらず、本人がやりたいことにチャレンジできる会社でありたいと考えます。それは、建設に関わることでなくても、農業、福祉、観光など何でも「信念」を持ってやり遂げられる人には、挑戦できる場を提供し 精一杯サポートしたいと考えます。
全社で共に100年先を見据え、自らも進化を続け、そして挑戦する努力を続けてまいります。